2026年3月
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フェイスラインのエラの痛みは何科へ行くべきか
フェイスラインのエラの部分を押すと痛い、という症状に気づいた時、多くの人がまず悩むのが「一体、何科の病院に行けばいいのだろうか」という問題です。この症状は原因が多岐にわたるため、伴う症状によって適切な診療科が異なります。まず、最も可能性が高い原因である歯ぎしり、食いしばりによる筋肉の凝りや、顎関節症が疑われる場合、第一の選択肢となるのは「歯科」または「口腔外科」です。特に、口を開けると音が鳴る、口が開きにくい、噛み合わせに違和感があるといった症状を伴う場合は、顎関節の専門的な知識を持つこれらの診療科が最適です。歯科医院では、レントゲン撮影などで顎の状態を確認し、食いしばりから歯を守るためのマウスピース(ナイトガード)を作成したり、噛み合わせの調整を行ったり、症状に応じた治療を受けることができます。次に、エラの部分にしこりがあり、発熱や喉の痛みなど、風邪のような症状を伴う場合は、「耳鼻咽喉科」を受診しましょう。これは、リンパ節の腫れや、耳下腺炎、顎下腺炎といった唾液腺の炎症が考えられるためです。耳鼻咽喉科では、超音波検査などで腫れの原因を特定し、必要に応じて抗生物質などの薬を処方してくれます。また、痛みの原因が親知らずや重度の虫歯、歯周病である可能性も否定できません。この場合はもちろん「歯科」「口腔外科」が専門です。歯が原因の痛みは、放置すると炎症が顎の骨全体に広がることもあるため、早めの受診が肝心です。どの科に行けばよいか全く見当がつかない、という場合は、まずはかかりつけの歯科医に相談してみるのが良いでしょう。口周りのトラブルの専門家として、適切な診断や、必要であれば他の専門医への紹介を行ってくれるはずです。