私は、3年前に、親知らずだけ他の歯よりもボコっと高さがある状態で生えてきた為、噛み合わせが悪くなり、また頭痛やめまいもし始めた為、親やネットの口コミ等から評判の良い歯医者さんを調べ、近所で評判の良い歯医者さんに初めて診察をしに行き、親知らずの抜歯をして貰いました。3年前に、入念に評判の良い歯医者さんを調べた理由は、約10年程前に私の母が近所の公立の総合病院の歯科外来で、親知らずの抜歯をして頂いたそうなのですが、その際、大きな病院にも関わらず、非常勤の医師しかおらず、それでも私の母は『下手ではないだろう。』と思い、その時の非常勤の女医に親知らずを抜歯してもらったそうなのですが、母曰く、抜く時も痛く、その女医の腕は下手だったそうです。
最悪だったのがその後で、その日、母は就寝中に鎮痛剤を飲んでも猛烈な痛さに襲われ、ついにはすごい出血をしてしまった為、急患で深夜、病院に行きました。その後は、違う医者と病院に変え、なんとか無事に治療は終え、今は問題なく過ごしていています。こうした母の恐い親知らずの抜歯経験を聞いていた事もあり、3年前に自分が抜く際は、入念に評判の良い歯医者さんを調べて抜きました。近所で評判の良い歯医者さんだったようですが、やはり人各々相性もありますし、前述した母の過去の壮絶な経験や、加えて私自身も小さい頃、歯列矯正をしており、その際、奥歯を4本抜いたのですが、その時の抜き方がペンチのような物で骨まで抜くような音が聞こえる程ガリガリとすごい力で抜かれた経験がある為、今回はそれ以上かと思うと恐くて仕方がありませんでした…。最初はレントゲンを撮り、やはり親知らずだけポコっと他の歯よりも高さがあり、このまま抜かないと隣の歯をどんどん圧迫して、歯や顎関節、身体にも良くないので抜いた方が良いと言われ、後日、抜く事にしました。親知らず抜歯当日、まず注射で麻酔をされたのですが、一瞬チクッと刺され、ほとんど痛みは感じませんでした。そして、麻酔が効いてきて、いざ抜歯が始まるという時、やはり物凄く恐くて震えてしまい、歯医者さんの先生や看護師さんにもあまりにも抜く前、すごい顔だったのか、『大丈夫ですよ』と笑われてしまった位でした。物凄く痛いだろうと覚悟して いざ抜歯が始まると、なにか小さいかけらを一瞬にして表から裏にひっくり返すかのような感覚で一瞬にしてポロっと『本当に抜けたの!?』とびっくりする位、あっという間に親知らずは抜けました。その後も、ロキソニンの痛み止めですみ、特に私の母の時のような物凄い痛みや出血もなく、無事、親知らずの抜歯を終える事が出来ました。上記の体験談をご覧頂いてもおわかり頂けるように、こんなにも歯医者さんの医師によって腕の差がある事がおわかり頂けたかと思います。私の場合、近所の個人経営をされている歯医者さんで、昔母が抜歯をした所は総合病院と考えると、大きな病院だからといって、必ずしも皆腕が良いとは限らないんだなと改めて今回、実感致しました。今は地域連携医療で、大きな病院でなくても、しっかりした歯医者さんは沢山ありますので、良い歯医者さん選びとして、まずは身近なご家族やご友人等のリアルな声の口コミを参考にして、そういった事が出来ない場合は、ネットの口コミを参考にしたり、医院選びを選ぶ際に大事なポイントの1つとして、その歯医者さんのHPにしっかり院長先生、他の先生方の学歴・経歴が載っているか、また、その際、ある程度一定以上の学歴を持った先生でないと、おそらく高確率で失敗のリスクが高いと思われます…。加えて、この先生は何を専門・得意分野としているのか、名医が入っている有名な〇〇歯科学会に所属しているか、経歴にどんな賞や表彰を貰っているか、等も詳しく見た方が良いかと思います。それでも不安な場合、お近くの保健センター等でご相談される事をお勧め致します。皆様もどうか安心・安全な親知らずの抜歯になります様、心からお祈りしております。